当サイトで紹介するSF・ファンタジーの邦画は、
・非現実的な世界に没頭したい
・SF・ファンタジー映画に浸りたい
・スカッと爽快な気持ちになりたい
上記のような気持ちになれる『人気でオススメ』の映画をご紹介します。
紹介する映画を見終わった後には、
スカーっと、ワクワクする気持ちで楽しめること間違いなしです。
①興行収入が高い映画
②動画配信サイトでも人気の映画
③人気俳優や女優が出演している
それでは、
選定基準に満たしたSF・ファンタジーの人気5作品を紹介しますので、是非チェックして下さい。
1.鋼の錬金術師(実写)

公開:2017年
制作;日本
監督:曽利文彦
主演:山田亮介
『鋼の錬金術師』のあらすじと見どころ
世界的中で大人気になった荒川弘の同名コミックを実写化した作品です。
錬金術という文化がある世界で、アメストリス国にエルリック兄弟という二人の錬金術師がいました。
兄はエドワード(エド)、最年少で国家錬金術師の資格を取った才能の持ち主でした。
弟はアルフォンス(アル)。
彼らは過去に、亡くなった母親の身体をよみがえらせようと試みて、禁忌の人体連星を行い、
エドは片腕と片足を、そしてアルはかろうじて魂のみを金属の鎧に定着させ、その身体の全てを失ってしまったのです。
いつかその失われたアルの身体を取り戻そう、と誓った二人はその手掛かりを求めて国中を国家錬金術師の仕事として旅をしていたのです。
兄弟の絆と、迫りくる数々の陰謀、そして敵の存在。原作のドキドキとワクワクが見事に再現されています!
『鋼の錬金術師』は、こんな人におすすめします
荒川弘さんのストーリーテリングは何層にも作り込まれており、
長大なその作品の中のエピソードを丁寧に選んで再編成したこの劇場版は、
エド役の山田涼介さんのアイドル映画としてもテンポよく楽しく見られるものになっています。
原作を知らない人でも十分にその物語の奥深さを感じることが出来、そこからコミックやアニメ作品にフィードバックする導入にもなります。
幼馴染のウィンリィ(本田翼)との友情~恋愛~腐れ縁的な関係や、
錬金術師としてライバルでもあり身近な大人でもあるロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)の再現率の高さも話題になりました。
キャーキャー笑って見られるテンポの良いアクションとコミカルなシーンのバランス、
そして時にしんみりしながらも前を向いて進んでいくエルリック兄弟の姿は、ナチュラルにうらやましいと感じる家族愛と絆を感じさせてくれます。
2.ナミヤ雑貨店の奇蹟

公開:2017年
制作:日本
監督:廣木隆一
主演:山田涼介(Hey! Say! JUMP)
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のあらすじと見どころ
養護施設育ちの敦也たち3人が2012年窃盗のあと逃げ込んだ廃屋。
そこの郵便受けに1980年の手紙が届きました。そこは当時ナミヤ雑貨店という店で、店主の浪矢雄二は手紙により多くの人の相談に乗っていたのです。
敦也自身は当初消極的でしたが、今は亡き浪矢に代わって相談への返事を書こうとする仲間の姿勢につられ、見知らむ人のために真剣に考えはじめ、人間が変わっていきます。
32年の時を超えた手紙を介した交流で、店主の家庭のドラマ、
そして自分たちの過ごした養護施設やそこに関わったミュージシャンやその終演曲にあこがれた女性のストーリーなどが見えてきて、
しかも自分たちに関連が深い物語としてつながってきます。
そして自分たちがさきほど盗みに入った家の女性が何者であったかを知り、逮捕を覚悟でその家に謝り行きます。
みどころはたくさんありますが、西田敏行さんの演技や門脇麦さんの雰囲気など、見ごたえがあります。
そしてラストに近づてきて今までのいくつかのストーリーがつながっていく映像が回想的に出てくるところは、最大の見どころです。
一見ばらばらのいくつもの物語が展開し、しかしだんだん明瞭につながって、関連がわかってくる過程に胸躍ります。
ジグゾウパズルが完成していくような感動を味わえます。
人間の縁とか出会いについて深く考えさせられる不思議な気持ちになれます。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、こんな人におすすめします
タイムパラドックスとしても「テセウスの船」とはちょっと違います。「ゴースト/ニューヨークの幻」「時をかける少女」など、
現実にありえないことながら人間の暖かさを含め、最終的に感動できるファンタジー作品が好きな人にはおすすめです。
「世にも奇妙な物語」などでも、ハッピーエンドで終わる作品が好きな人に共感を呼ぶでしょう。
また、ちょっとスケールが違いますが「バックトゥーザフューチャー」のファンもこれを面白いと思うのではないでしょうか。
最も似た作品は朱川湊さんの短篇『栞の恋』です。(この作品では古本屋の本に挟まれた栞に書くメッセージで時空を超えた心の通い合いがなされます。)
朱川湊さんは怖い作品も多いのですが、そのうちでノスタルジーを味わえる癒し系の作品を好む人には、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」には大いに共感するでしょう。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は時空を超えた心の交流が魅力ですので、それが実感できるいくつかの郵便受け投函シーンの前後がおすすめです。
前半はちょっと戸惑うかもしれません。しかしこれを見ておかないと、終盤の感動を味わえません。
おすすめの部分はラスト近辺ですが、前半も見逃さず、演技や音楽を楽しむことが最後の感動をもたらします。
人間不信に陥ったりして沈んだ気持ちになっている人が、温かい人間関係を疑似体験して癒されたいときに見てほしい作品です。
3.DESTINY 鎌倉ものがたり

公開:2017年
制作:日本
監督:山崎貴
主演:堺雅人
『DESTINY 鎌倉ものがたり』のあらすじと見どころ
舞台は歴史の史跡を今に残す町、鎌倉。主人公の一色正和と妻の亜紀子が新婚旅行から正和の住んでいる鎌倉に帰る所から始まります。
しかし、鎌倉は普通の日本の町とは少し違い人間と共に魔物も住んでいる街になっています。
そんなちょっと不思議な世界をCGで表現しいる美しい映像美は見どころです。
そんな鎌倉での生活に慣れてきた亜紀子でしたが、ある時納屋の中から古い原稿を見つけます。
それを夫の正和に見せると彼は「これは甲滝五四朗のものだよ」と顔を険しくさせったっきり詳しく話をしようとしません。
なぜならその原稿の作者は正和の母の浮気相手のものであったからです。
このことが原因で夫婦喧嘩になってしまい、お互いにどうしてよいか分からなくなってしまいます。
最終的には仲直りしますが、その後も様々なトラブルが二人を襲い始めます。
見ていると不思議な鎌倉に吸い込まれしまいそうになるほどのCGや夫婦のやり取りは見ていてとても面白いものになっています。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、こんな人におすすめします
この作品は、落ち着いている作品やファンタジーものが好きな人にはオススメできると思います。
所々に出てくる美しい鎌倉の町並みや魔界や魔物を表現したCGはとにかくきれいで見ていて飽きません。
話の構成もどちらかと言えば単純であるので非常に視聴しやすい映画に仕上がっています。
また、話の設定もかなり変わっていており、特に鎌倉が魔物が住む世界と人間の住む世界の中間のような場所になっているという世界観はかなり独特で、
そこはさすが原作が「三丁目の夕日」を描いた西岸良平さんの世界観だなと思います。
最近は複雑で話が難しいドラマや映画が増えているのでたまには頭を使わずに、単純で安心して見れるキレイなものがいいという人は是非見てください。
4.時をかける少女

公開:1983年
制作:日本
監督:筒井康隆
主演:原田知世
『時をかける少女』のあらすじと見どころ
主人公の芳山和子は男性2人と仲がいいですが、最初は恋になることはありませんでした。
時をかけることの出来る薬を実験室で主人公が手にしてしまい、3日後の様子を見てしまいます。
3日後は友達が交通事故に遭いそうになったり、また日にちを変えて違う話し方やシーンで進めると違う事故が起きたりします。
仲間のことを思うことに走り、もう1度だけ時間を戻したいと何度も時間を戻します。
途中で話し方を変えたら告白されるシーンもあり、主人公は納得のいかないまま時間を戻したり様子を見たりします。
一夫という男性はついに恋があることを告白します。
すぐに伝えられないけれど時間が戻せないことを覚悟し、主人公の心は本当に一夫のことを好きでいていいのか考え直します。
『時をかける少女』は、こんな人におすすめします
恋愛話が好きな人におすすめです。
恋愛シーンも多くありますが、エンドのところだけではなく時間を戻したい気持ちと共感しながら映画を見ることをおすすめします。
共感しながら見ないとどうして時間を戻したいのかよく分からなくなります。
自分がとても辛い、彼氏と別れてしまったときでも時をかける少女の映画をおすすめします。
途中は悲しいドラマですが、主人公の必死な姿と一夫の必死な姿がなかなか一致しないところが見どころです。
時間のないときではなく時間のあるときにしっかり見る方が情が伝わりやすいです。
こんな気持ち誰でもあるようですが、時間を戻せるのは主人公だけです。
時間の大切さというのが理解出来ると時をかける少女の内容もよく分かります。
5.黒執事

公開:2014年
制作:日本
監督:大谷健太郎
主演:水嶋ヒロ
『黒執事』のあらすじと見どころ
漫画原作の映画です。2020年のアジア某国。横暴な暴力を受ける囚われた女性たちがある倉庫にいました。
その女性たちの中に紛れた女王の番犬幻蜂清玄が。そこにナイフを持った執事セバスチャンが現れ、女性たちを救います。
セバスチャンは執事であり、清玄と契約している悪魔。
その悪魔セバスチャン役が水嶋ヒロさんです。幼い頃に両親を殺された清玄は、その仇を打つという目標を達成するとセバスチャンが清玄の命を食うという契約を結んでいます。
仇を打つために、潜入操作的なことを続けるセバスチャンと清玄。
あらゆる恐怖による支配で国民をまとめあげようとする国の代表に立ち向かい、
どんどん真相に近づいていくセバスチャンと清玄ラストがドキドキでクライマックスが一番の見どころです。
『黒執事』は、こんな人におすすめします
漫画原作の黒執事。実写化はかなり難しいのではないかなと思っていましたが、しっかり悪魔セバスチャン役をこなしていた水嶋ヒロさん。
華麗な戦い方、相手の殺し方が漫画とそっくりな感じですごい似合っていたので水嶋ヒロさんが好きな方、ファンの方には特におすすめできる映画です。
ちょっと話は難しいですが少しミステリアでファンタジーな感じの映画を好む人にはいいのかなと思います。
漫画黒執事の内容とは設定もストーリーもだいぶ違うような感じになってはいるので、
漫画を全く読んだことがないという人でも楽しんで観れる作品なのではないかなと思います。
漫画を読んだことがある、読んでいる人でもちょっと内容違うということを受け入れられる人におすすめです。
おすすめSF・ファンタジー映画のまとめ
SF・ファンタジー映画の厳選したおすすめ5作品をご紹介しました。
・鋼の錬金術師(実写)
・ナミヤ雑貨店の奇蹟
・DESTINY 鎌倉ものがたり
・時をかける少女
・黒執事
上記の作品は、映画公開当時から動画配信サイトでも継続的な人気を誇る作品ばかりなので、何度観ても楽しめます。
この記事を通して、あなたの好きな映画で毎日が楽しく過ごせることができれば幸いです。






