当サイトで紹介するホラー・パニックの邦画は、
・ハラハラ、ドキドキしたい
・ホラー映画をどっぷり楽しみたい
・冷汗かくくらいゾーっとかいてみたい(笑)
上記のような気持ちになれる『人気でオススメ』の映画をご紹介します。
紹介する映画を見終わった後には、
ハラハラ、ドキドキする感情に浸れること間違いなしです。
①興行収入が高い映画
②動画配信サイトでも人気の映画
③人気俳優や女優が出演している
それでは、
選定基準に満たしたホラー・パニックの人気5作品を紹介しますので、是非チェックして下さい。
1.シン・ゴジラ

公開:2016年
制作:日本
監督:庵野秀明・樋口真継
主演:長谷川博己
『シン・ゴジラ』のあらすじと見どころ
近未来の日本。
ある日、東京湾アクアラインでトンネルが崩落するという事故が発生し、それから派生した様々な異常事態が畳みかけます。
日本政府・内閣官房副長官の矢口蘭堂(長谷川博己)はその事態に尋常ならざるものを感じていました。
そして海中から現れた巨大不明生物によって、首都東京は蹂躙され、日本政府は壊滅寸前まで追い込まれていったのです。
形状変態を続けるその巨大不明生物は”ゴジラ”と呼称され、矢口は生き残った仲間たちと自衛隊、そして米国政府の特使として来日したカヨコ・アン・パターソン(石原さとみ)らの力を借りて国の存亡をかけて闘いを挑んでいくのです。
ゴジラの存在以外は殆どが”リアル”です。
超能力者も宇宙人もいません。
日本人、そして全人類が、その英知をかけて危機に立ち向かっていくのです。
シビリアンコントロールのシーンのプロセスは滑稽にも見えますが、しかし、それは今もしそのレベルの危機が起きた時には政府内で展開されるはずのものです。
コロナ危機の今こそ、これを観て、心を奮い立たせるべきではないでしょうか。
『シン・ゴジラ』は、こんな人におすすめします
古いゴジラ映画が好きな人には堪らない展開があります。
伊福部昭さんと鷺巣詩郎さんのサントラが全く違和感なくシンクロしていくさまはその映像の迫力を増幅させていきます。
関東近県、主に神奈川県から東京の都心にかけて、リアルな映像に、そのリアルさを超える生々しいゴジラの姿が重なり、それが絵空事に見えないナチュラルな造形が素晴らしいです。
自分に馴染みのある場所が見えるとドキッとしますが、それこそがこの作品を作った庵野&樋口監督の意図であろうと解釈しています。
何かを打破したいとき。力を貰いたい、と思ったとき。限られた戦力や権限のなかで、懸命に状況を打破していこうとしていたのは、特殊能力があるヒーローではなく、以外にも普通の人たちでした。その、知恵を絞り奮闘する姿にはパワーを貰えます。
2.アイアムアヒーロー

公開:2016年
制作:日本
監督:佐藤信介(脚本・野木亜紀子)
主演:大泉洋
『アイアムアヒーロー』のあらすじと見どころ
鈴木英雄(ひでお・大泉洋)35歳、あか抜けない容姿に、プロの漫画家を目指しながらも芽が出ず、いつまでたってもアシスタントを抜け出せずもがいている男が主人公です。
原作の淡々としたテイストをそのままに、脚本家の野木亜紀子さんが見事にそのエピソードを取捨選択し、ア
クション大好きな佐藤信介監督とコンビを組み、「図書館戦争」シリーズで培った阿吽の呼吸をそのままに見事に一本の映画に纏めました。
作中に現れるZQN(ズキュン)とは、ほぼゾンビなのですが、謎の感染症によって変容してしまった人間の慣れの果てです。
人類とZQNの攻防戦は次第に激しくなっていきました。
その中で、英雄は一つだけ大きな”武器”をもっていました。クレー射撃が趣味で、ライフルを所持していたのです。
自分と仲間を守り、突き進んでいく彼の姿は冴えないながらも逞しく、その意外性がラストに炸裂します。
『アイアムアヒーロー』は、こんな人におすすめします
ゾンビ映画が苦手な人でも見られます!
実生活の冴えなさ具合や理不尽に疲れ果てた英雄が、不条理極まりない状況に叩き落された時に発揮していく、
闘争本能のすさまじさやそのギャップが非常に見ごたえのあるものになっていました。
彼の呟く「ハーイ」というのは、クレー射撃の「的」が射出される合図です。
その意味に気づくと、ラスト近くの攻防戦の見え方が変わってきます。
大泉洋さんが淡々と演じていた英雄の内面で何かが変わったのだとはっきりわかる、そんな描写がとても興味深いです。
勿論、真剣に見てもよし、深く考えずにだらだら眺めているのもよし、そんな作品です。
原作では実際にある場所のロケハンをきっちり行って自衛隊基地やその周辺を描いていますが、映画ではその辺りがぼかされていました。
しかし、ZQNから逃れていく英雄の道行きと、その果てにあるものはまさにロードムービーの趣を表しています。
3.人狼ゲーム

公開:2013年
制作:日本
監督:熊坂出
主演:桜庭ななみ
『人狼ゲーム』のあらすじと見どころ
主人公の女子生徒は高校の帰り道に何者かに拉致をされ、ある場所に連れてこられます。
そこには自分と同じ高校生の男女が合計10人いて、強制的に人狼ゲームへの参加をさせられてしまうのです。
また、このゲームは中継されていると言われ、さらにはゲームの中で処刑対象者を決めていくことになりますが、それに選ばれた人間は実際に殺されることも明らかになります。
登場人物からすれば自分が死ぬかもしれないという極限状態で人狼ゲームに挑まないといけませんが、自分が殺されなくても、他に選ばれた人間は殺されてしまうという状態なのです。
全員が助かる道は残されていない中で、どんな気持ちで人狼ゲームをやっていくのか?その心理面を参加者の態度や表情などから観察していける点がみどころでしょう。
見終わったときには、これが現実じゃなくて映画の中の話で良かったと、そんな気持ちになるような作品です。
『人狼ゲーム』は、こんな人におすすめします
ズバリ、人狼ゲームそれ自体に興味があるような人におすすめです。
人狼ゲームは友達同士でも行うことができるような楽しいゲームで、実際にやったことがある人もいるはずですが、ルールを知っていれば楽しめるでしょう。
映画では人狼ゲームのルールに沿って追放者が殺されるという罰を受けるようになっていますが、基本のルール自体はそんなに変わらないのです。
だから、人狼ゲームが好きな人ならば確実に楽しめる、むしろ普段自分たちがやっていた、
見てきた人狼ゲームよりは確実にスリルが味わえますし、そのスリルの部分は確実におすすめです。
他の作品で言えば「バトルロワイヤル」といった、自分が生き残るために他者を殺していく作品が好きな人に向いているでしょう。
暇でやることがないとき、退屈な気分にときに見ると刺激がかなり感じられていいのではないか?と思います。
4.着信アリ

公開:2004年
制作:日本
監督:三池崇史
主演:柴咲コウ 堤真一
『着信アリ』のあらすじと見どころ
大学生の中村由美は途中で合コンに参加してきた岡崎陽子の携帯に不思議な留守番電話がかかってくることから物語ははじまります。
留守電を再生すると陽子の叫び声が聞こえてくる。しかも電話の日時は未来の日時であった。
その未来の同じ日の同じ時刻の直前に中村由美は、岡崎陽子から携帯電話に連絡を受ける。
そしてその直後に合コンに日に受けた留守番電話に入っていた同じ叫び声と共に陽子は電車にひかれて謎の死を遂げる。
さらに由美の友人であるケンジの携帯にも不思議な未来からの留守電が入り、
由美の目の前で未来の同じ日の同じ時刻にケンジも不思議な死を遂げてします。
さらに、由美の友人であるなつみにも同じ電話がかかる。
日時はやはり未来の日時であった。
そしてその日時になつみはテレビの出演中であったがそのテレビの出演中に同じく謎の死を遂げる。
事件の謎を追うため由美は山下弘という妹を同じく謎の死で、失った男性の協力を得て少しずつ一連の不可解な事件の真相を追いかけ始める。
いったい未来からの謎の電話の正体は何なのか、この映画のストーリーの興味深さはそこに注目しながら見るのがポイントになります。
この映画をみると絶妙に驚かせてくれる効果音やカメラワークがスリル感を持てると考えます。
『着信アリ』は、こんな人におすすめします
着信アリの映画は、スリル感がたっぷりの映画です。
最初は映画の展開はサスペンス感があり、いつ犠牲者がでるかどんな最後を遂げるのかが見どころになります。
とくに、生放送中に犠牲者となる、なつみはテレビのスタッフや出演者のいる状況での犠牲ですから、
救出されるのではないかと思わせながらも結局、犠牲になるところは映画の見どころの一つと考えます。
映画の終盤はサスペンス感からやがて恐怖映画を見るかのような恐ろしさがでてきます。
病院で由美や弘を襲ってくる霊は、背後など人間の死角ともいえる見えない場所から
襲い掛かってくるため見ているものに万事休するくらい恐怖心を起こしてくれます。
お化け屋敷などお金を支払ってでも恐怖心を味わいたいような気持になった時は、
この映画を一度みると同じ感覚になれるはずです。
5.感染列島

公開:2009年
制作:日本
監督:瀬々敬久
主演:妻夫木聡
『感染列島』のあらすじと見どころ
日本は島国ですが、もし、その日本に新型でとても殺傷力の高いウイルスが蔓延してしまったら、どうなってしまうのかをパニックとサスペンスを強く使い、描いています。
市立病院の救急救命医として勤務する松岡剛。そんな彼のもとにある日、急患で患者が運び込まれています。
その患者の症状は、新型のインフルエンザと酷似していましたが、救命室には、何かが違うと不穏な空気が流れ始めていました。
しかし、松岡はインフルエンザではないとみなし、薬を処方して、患者を帰しました。
しかし、次の日に同じ患者が運び込まれ、その患者は処置もむなしく亡くなってしまいます。
病院やWHOが新型のウイルスではないかと気づいた時にはすでに遅く、感染は爆発的スピードで広がっていってしまいます。
この映画を見るとこの島国の日本には、今も新型コロナウイルスが蔓延しつつあり、そのウイルスに対してとても強い恐怖を持たらずを得ません。
『感染列島』は、こんな人におすすめします
この作品は、パニックの要素とサスペンスの要素が未知のウイルスの感染という観点からとても強く描かれています。
なので、そのような類、つまり、パニック映画やサスペンス映画が好きだという人には、是非見ておいてほしい一作です。
この作品のおすすめな部分は、なんといっても未知のウイルスの感染力や殺傷力が引き起こす、底知れぬ恐怖です。
次に誰に感染するか分からないという恐怖と今誰に感染しているのかが分からないという息もつかせぬこの二つの恐怖は、本当にこの作品の見所です。
この作品は、今のご時世あまり見ることはお勧めできません。
コロナウイルスによって毎日のように感染者が報告されており、この時期にこの映画を見るととても不安な気持ちになると思います。
しかし、感染への注意や、一人一人の感染に対する意識を上げるというところでは、とても良い作品です。
ホラー・パニック映画のまとめ
ホラー・パニック映画の厳選したおすすめ5作品をご紹介しました。
・シン・ゴジラ
・アイアムアヒーロー
・人狼ゲーム
・着信アリ
・感染列島
上記の作品は、映画公開当時から動画配信サイトでも継続的な人気を誇る作品ばかりなので、何度観ても楽しめます。
この記事を通して、あなたの好きな映画で毎日が楽しく過ごせることができれば幸いです。





